2018−2019年度会長 池田 和陽

クラブテーマ「新次代につなげよう、親睦と奉仕」


 一つの団体(会社・学校・グループなど)が50年と言う年月が過ぎると「伝統」が確立し、100年の年月が流れると「伝説」が生まれると言われます。

 ロータリークラブの活動を一言で言うなら「主に会員と家族の親睦活動」と「自他を含めた奉仕活動」ではないでしょうか。札幌手稲ロータリークラブには、多くの先輩会員が積み上げて来た「親睦と奉仕」が有ります。この二つの活動を通して歩んで来た先輩会員の「深い思い」こそが、今日の札幌手稲ロータリークラブの歴史の根底をなしているものと思います。
 「中学校スポーツ大会」と「高校生奨学金」は、共に30年以上の奉仕事業として継続しています。また我がクラブの定款細則には「決議23−34」を記載しています。この様な特徴こそが、我がクラブの「伝統」の礎と成りつつあるものと感じています。

 2018−2019年度は主に三つの活動に主体を置きたいと考えます。

 一つは「次代に向けて」であります。今年度は創立50周年の前年度であります。温故知新「故きを温ねて新しきを知る」と言うように、当クラブ自体と各奉仕委員会の過去の活動の検証を通して、次代のビジョンを検討出来る機会を作りたいと思います。2510地区の目標にも変革のスタートと記されています。守るべきものは守り変えるべきものは恐れずに挑戦して未来につながるものを探したいと思います。

 次に、「会員増強」であります。50周年を経て翌年は福井ガバナー年度であり地区大会が有ります。この成功に一番の特効薬は「会員増強」と強く感じています。これから二年間の実績がクラブの命運を左右すると言っても大袈裟ではありません。

 最後に、「親睦と奉仕活動」であります。会員(家族)の親睦が有ってこその奉仕活動であり、奉仕を通しての親睦でもあります。また当該年度には中村ガバナー補佐のIMが重要な事業となります。この様な他クラブを巻き込む事業こそ当クラブの力量を発揮できるものと思います。クラブの親睦と奉仕の基本は「委員会活動」にあると感じていますので、各奉仕委員長には活発な委員会活動を心からお願い申し上げます。

 理事役員と会員皆様のご協力とご理解を得て、更なる札幌手稲ロータリークラブの発展に寄与できる一年となれば幸いと思います。



私たちは一体なんの為にロータリー活動をしているのか?



 歌手のさだまさしさんが、故永六輔から「我々はカナリアでなければならない」と言われたそうです。カナリアはいつもさえずり鳴いています。人間で言えば「おしゃべり」なのでしょう。昔の炭鉱では、そのカナリアを籠に入れ坑道に連れて行きました。もし、坑道から有毒ガスや引火性の高い爆発を引き起こすガスが微量でも出てくるとカナリヤは鳴くのを止めるのです。それにより人間は危険を察知でき大事に至る前に避難出来るのです。

 故永六輔は『歌手(作詞作曲家)は歌い続けなければならない。歌を歌えない世の中になったらダメなのです。だから歌手はカナリヤなのです』と言っていたそうです。

 私たちロータリークラブは平和を一番に目指していますし、平和でなければロータリークラブの活動は難しくなります。(先の大戦の経験が有ります)ロータリークラブはカナリアです。鳴き続けることすなわちロータリー活動を続けること、争いが出てこないことを祈り、争いを出さない為に、平和を目指し「ささやかな奉仕活動」を続けていることが一番の幸せではないでしょうか。